京都の飲食店のオーナー様を支援しています！～年末調整の秋～

飲食店の開業、資金繰りから経営まで支援する税理士のブログです。
10月になると、色々な意味で年末が気になり出しますね。紅葉シーズンからクリスマス、大晦日と、飲食業界にとってはまさに掻き入れ時を迎え、それらの企画、準備で気持ちが高ぶるでしょう。
税理士の立場からは、この時期、やはり年末調整のシーズンということになります。これは確定申告の簡易版の手続きで、給与受給者（スタッフ）の所得税の調整計算とその精算をする手続きをいいます。個人事業の場合、あくまでもスタッフの分が対象となりますので、オーナー様ご自身の所得税計算は別途、確定申告をする事となりますのでご注意ください。
さて、その年末調整ですが、オーナー様のもとには所轄税務署から書類一式が郵送され、一方、スタッフのもとには生命保険会社などから年末調整のための控除証明書が郵送されてきます。
もし、スタッフがいるけど税務署からそんな書類来たことないよ、というオーナー様がおられましたら、税務署に源泉徴収手続きの届け（給与支払事務所等の開設届出書）を出し忘れている可能性があります。税務調査の時には所得税、消費税、印紙税の他に源泉所得税もチェックされますので、手続き漏れは避けたいですね。
気になるオーナー様、お気軽にご相談下さい。

少し色づいてきました（奈良公園）